こんばんは。本日とある記事が出ましたので、それについて紹介します。

ここでは何度も紹介している相鉄・東急直通線ですが、今年の下期開業から遅れて来年の3月に開業するようです。実際には4年遅れであり、恐らくJR直通線と同時期開業を目指していたのではないかと思います。


21000系に続き20000系も直通先に貸し出しの為、輸送されたばかりで新横浜駅などの工事もほぼ完了しているので年内開業には間に合うと思っていましたが、やはり他で工事が遅れているのですね。ただ、公式では2022年度下期開業と書いていたので詳しい時期が分かりませんでしたが・・・。

相鉄・東急直通線が2023年3月にずれ込むことになったので、2023年3月は新規路線の開業ラッシュになりそうです。他の2023年3月に開業予定の路線の路線を紹介します。

梅田貨物線移設、梅田新駅開業

現在、はるか、くろしおルートの一つである梅田貨物線が来年の春より線路移設を実施、新たに梅キタ新駅が開業する予定です。大阪の近くを走るものの、大阪から乗れずにわざわざ新大阪から乗車していたはるかとくろしおに来年の春より乗車することが出来ます。また、詳しくは発表されていませんが、おおさか東線の列車も梅キタ新駅に乗り入れる予定であるので、大阪からおおさか東線沿線のアクセスが向上する、阪急京都線や大阪環状線などがストップしても代替手段が増えると言ったメリットも生まれそうです。

宇都宮LRT開業

現在建設が進み、LRT路線としては万葉線以来の新規路線の宇都宮・芳賀LRTが3月に開業予定です。こちらも当初の予定よりも建設が遅れる形となります。車両も搬入済み、車両基地も整備されていますが、肝心の軌道部分の工事がまだ未完成の状態となっているので、車両たちは動き出す日を待っている状態です。宇都宮・芳賀地域初のLRTと言うこともあり、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。宇都宮は、雷が多い雷都であることから、路線名はライトライン、車体は雷をイメージした物になっています。LRT初の緩急接続もあるみたいで楽しみですね。

七隈線博多延伸

七隈線は、福岡随一の繁華街の天神の近くにある天神南駅と西区の橋本までとを結ぶ地下鉄で、2005年2月3日に開業しました。現在は、天神地下街を見ながらの約1キロ近くの天神と天神南との連絡通路で空港線と繋がっており、七隈線沿線から博多に行くにはこの天神での乗り換えが必須となっています。そんな不便を解消するために来年の3月に天神南～博多間が延伸開業されます。途中には櫛田神社前の1駅だけ設置されます。ちなみにこちらも博多駅付近の道路陥没などにより、当初より2年遅れの開業となります。
七隈線博多延伸により、天神での乗り換え無しに博多に行くことが出来る、七隈線沿線から福岡空港への利便性が向上する、西鉄天神大牟田線沿線から博多へは薬院と天神の2駅での乗り換えで行くことが出来る、それにより、西鉄⇔博多＆地下鉄沿線との分散と言った様々な効果が期待出来そうです。七隈線の博多延伸開業で色々と表と裏が出そうですが、バスでだけで頼っていた部分のカバーが出来るのではないかと思います。

残念ながら、同時期開業を予定していた北陸新幹線敦賀延伸開業は、一年ずれ込むことになりましたが、東急・相鉄直通線を始めとした様々な路線が開業する予定なので楽しみにですね。