こんばんは。色々と立て続けに忙しかったので記事を更新できずにすみません。
今日の記事は、相鉄21000系が報道公開されたようなので紹介します。

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21000系は、20000系の8両編成バージョンで、来年に開業を控える相鉄、東急直通線用に登場した車両です。現在は繰り返し試運転が行われ、今月中の営業運転開始を目指しているようです。8両編成と言うことで、東急目黒線とメトロ南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道に乗り入れる予定です。


直通先も相鉄直通に向けて着々と準備が進む
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↑相鉄直通改造を行うために総合車両製作所に回送される東急5080系

直通先となる東急側でも相鉄直通に向けての改造工事が進められています。東急側からは3000系と5080系が乗り入れる予定で、既に3000系の全編成?と5080系の一部編成が対応工事完了済みとなっています。早く東急車を相鉄で見たいですね。

21000系がいよいよ東急へ
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相鉄側でも21000系がまもなく東急に貸し出されるなど直通に向けた動きが始まろうとしています。相鉄の車両がいよいよ東急の区間を走る姿を見えるとなると楽しみになってきましたね。

既存の20000系はどうなる?
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21000系は、8両編成と言うことで目黒線系統への直通が予定されていますが、先に東急直通用として登場した20000系はどうなるか気になる方も多いでしょう。11000系のように直通を見越して製造したものの、改造費が高くなるなどの理由で結局、新型車両(12000系)が担うことになったという事例があります。音沙汰が無かったので、こちらも8000系、9000系置き換え用に11000系のように本線専属になると思っていましたが、本日の報道公開にてこちらは東横線直通用として東急に乗り入れるようです。なので20000系は東横線系統、21000系は目黒線系統に乗り入れることになります。

直通後はダイヤがややこしくなるかも・・・?
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 ↑東急方面の線路を横目に新宿に向かう12000系

さて、来年の相鉄、東急直通線が開業することによって一番ネックになるのがダイヤでしょうね。現在の日中帯は、1時間あたり横浜行きの各駅停車が6本、特急が2本、快速が4本、JR線方面が2本の14本あります。大体3~7分間隔で運行されています。今はまだダイヤについてわかっていませんが、それに東急方面が入るとなると結構な高頻度運転になるのではないかと思います。東急側は、現在日吉折り返しの一部列車をそのまま相鉄方面に行くと思うので、現状+α程度で大丈夫だと思います。現在の本数に東急方面を組み込むとなると、それこそ2分から5分間隔の高頻度になると思います。それにややこしくなるのは、高頻度運転になることで、行先がごちゃごちゃになることでしょうね。現在は言っちゃいえば横浜行きと新宿行きしか日中に来ないのが、浦和美園行き、鳩ケ谷行き、赤羽岩淵行き、西高島平行き、東横線系統に直通となると、渋谷行き、新宿三丁目行き、池袋行き、和光市行き、森林公園行き、川越市行き、石神井公園行き、小手先行きなど多彩が行先の列車が来るので利用客はこんがりそうですね。恐らく東急方面の一部は西谷折り返しになると思いますが・・・。
これに合わせて恩恵を受けるのは、羽沢横浜国大でしょうね。この駅は、日中帯は1時間に2本しか列車が来ない秘境の地ですが、空いてる時間に東急方面の列車が来るので最低でも10分に1本は列車が来るのではないかと思います。それによって相鉄方面や都心によりアクセスしやすくなりますね。ただ、以前として周りは貨物駅と横浜国大で大半のシェアを広げている地であるので今以上の効果は余り期待出来そうにないでしょうね。

相鉄21000系の営業運転開始や東急貸し出し、東急側でも車両の対応工事の実施、8両化へ向けた動きなどいよいよ東急、相鉄直通線へ向けた動きが始まろうとしています。来年の開業が楽しみになりましたね。